「どうして 染色 と ボディペイント をやろうと思ったんですか?」
って
聞かれることがある
どうしてその組み合わせなのかってね 自分でも思う
小さい頃から絵を描くのが好きで
当時はセーラームーンが流行っていて そればっかり描いていた。友達からは「023ちゃん、セーラームーン描いて!」って数人から言われてて我ながら調子こいてた幼稚園時代だったと思う。笑
小学校に入ってからは 展覧会に出す作品に選ばれることもあったりして 図工は得意科目だった。
中学校に入って 高校のことだったり少しずつ将来を考えることになって 当時担任でもあった美術の先生が「君は美術関係の仕事についたらいいよ。」って言ってくれたのが「作ることを仕事にする」きっかけだったかもしれない。
私の色の作り方は この時の先生から教えられた影響が大きい。
漁師みたいながっしりした男の先生だったけど 性格は温厚で優しい色使いの水彩画を描く先生だった。
高校では 文化祭や演劇のポスターとか 学校誌の編集担当とかするようになって 「グラフィックデザイナー」って職業があると知る。
PCは好きだったし、美術系の大学に行こうっていうのはずっと決まっていた。
大学に入学して 一通り色んな分野の授業を受けた。
私は将来 デザイン会社に入って バリバリにデザイナーとして働く。そう思ってた。多分周りもそう思ってた。
授業はグラフィック中心に取っていたけど、何か物足りないというか 手を動かしたい って欲求がどこかにあった。
そして 出逢ってしまった
染色
という分野に
卒制は染色を選んだ。やっぱり手作業が好き。
色を作るのが楽しい。果てしないゴール やってもやっても やりたいことがどんどん溢れ出す。
布という素材も 絵画のようになれば 洋服にもなり インテリアにもなる なんにでもなる可能性にどんどん引きずり込まれていった。
卒業してやっと ボディペインターという職業があると知る。笑
イベント業は好きだったから 最初はイベントでお客さんにワンポイントペイントするのが楽しかった。1日に何百人と回す現場もあったから辛いときもあったけど。
そこから もう少し ステップアップしたいなって 思うようになって
ほっぺ 腕 の範囲から 全身 に絵を描くことになる。
正直な話 技法にこだわりはなくて
自分の表現したいものが 表現できるのが 染色とボディペイントで
急に 漆がやりたい 陶芸を始めたい とかなったらそっちにシフトすると思う笑
まあ しばらくはなさそう だ。
最初は別物として考えていたこと
「染色」は ひとり引きこもって 自分の奥底にあるものを見つめたり 表現をする
「ボディペイント」は 人と一緒じゃないと成り立たない。パフォーマンスでもあるもの。
ボディペイントをしている姿はいくらでも見られていいんだけど、染めをしている姿は誰にも見られたくない。笑
そう思っていたけど
最近は その2つが混ざり合っていく
きっかけはこのあたりかな
肌 纏うもの 空間 できることならなんだってやってみたい
それが 今 の 答え なのかな
最近は 頭の整理のためにブログを書いている。
年末は作業はあるけど 現場仕事がないので 今まで溜めていた自分のことをわーっとアウトプットする時間にしよう。
まだ終わらない2018年
023